静電容量無接点式キーボード Niz ATOM66 レビュー

NizATOM66レビュー サムネイル画像

この度、めいっぱいの背伸びをして、そこそこ高級なキーボード『Niz ATOM66』を購入したので、そのまったく使いこなせていない様を惜しげも無く披露しつつレビューしたいと思います。

尚、筆者はキーボードやPCに関しては“人並みには知っている”程度の初心者ですので、この記事は同じような右も左もわからないような初心者向けです。

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購入に至った経緯

外付けキーボードの購入を思い立ったのは、MacBookAirで長時間タイピングしていると指が痛い・・・!と感じることがきっかけでした。

プログラミングの練習をしているので、時間があるときはずっとコードを打っているし、更新は頻繁ではありませんがブログの執筆もしているので、ずっとタイピングしているとだんだん指が疲れて力が入らなくなってきます。

押したはずがちゃんと押せていなくて思ったとおりに入力されていなかったり・・・。

思えば、MacBookAirのキーボードの打ち心地は、初めて触ったときから少し苦手でした。

MacBookAir2018についてレビューした記事はこちら↓

MacBookAir2018を1週間使ってみて思ったこと

iPad用のキーボードとして利用している何年も前に購入したApple wireless keyboadにいたっては、そもそも疲れていなくてもキーが硬くて反応しないことも・・・。

毎日使うものなので、こういうところで作業能率を落としてはいかん・・・!と考え、外付けキーボードについて調べ始めました。

そこで初めて、ブログを書かれている方やエンジニアの方に人気が高いと思われる『静電容量無接点式キーボード』の存在を知ります。

何でも、カチカチした感じではなく、コトコト、スコスコと、非常に軽いタッチで入力できるそうじゃありませんか。

でも、HHKB、Realforceといった有名どころは価格が高い・・・。

静電容量無接点方式という仕組みのキーボードを使うこと自体が初めてなので、評判は良いけれど万が一に自分に合わなかったらと・・・思うと、購入を躊躇う価格です。

諦めきれずさらに調べ続けたところ、Nizの存在を知りました。

正直なところ、中国製と聞いて少なからず不安は覚えましたが、静電容量無接点式のキーボードがHHKBの約半分の価格で手に入るなら、試しに使ってみるのもアリかな、と購入に至りました。

キーボード購入で重視したこと

外付けキーボード購入にあたり重視したことは以下の3点です。

  • 静電容量無接点式
  • ワイヤレス接続できる
  • 持ち運びできるサイズと重さ

長時間のタイピングをラクにすることが一番の目的なので、1点目は最重要事項です。

また、自宅でMacBookAirに繋いで使用する以外に、出先でiPad proでも使用したかったので、ワイヤレス接続もできた方がいいかな、と。

最悪、有線でも仕方ないかなとは思っていたけれど、デバイス類は1つ1つが軽くはないので、持ち物は可能な限り少なく、軽くしたいものです。

レビュー

Amazon primeで購入し、翌日の午後には自宅に到着しました。

さっそく開封。

箱はけっこうしっかりしています。

外装

箱にキーボード設定用ソフトをダウンロードできるQRコードが貼られていました。

製品と同梱物

本体梱包

同梱物

  • Niz ATOM66 本体
  • USBケーブル
  • キー引き抜く工具
  • スプリング
  • Mac配列用キーキャップ
  • 小さいポーチ
  • 取扱説明書
  • 品質保証書/商品アンケート

ファーストインプレッション

コンパクトなサイズ感

コンパクトだなというのが第一印象です。

写真で見るよりコンパクト。キーがぎっしり詰まってる感じがとても好みです。

MBAとの比較

MacBookAir2018の本体幅より若干狭いくらいです。

iPadproとの比較

iPad pro 12.9とのバランスもちょうどよいです。

重みはけっこうある

コンパクトな見た目ですが、けっこうずっしりとした重みがありました。

片手でも持ち運べるくらいの重さではありますが、軽いとは言えません。

本体重量

羽のようなキータッチ・・・

軽いよとは聞いていたけれど、予想以上に軽かった・・・。

軽すぎて最初はとても違和感がありました。

これまでのキーボードでは触れてるだけで認識されないようなタッチでも、キーを打ったことになってしまう・・・。

たしかにこれなら、長時間タイピングしていても疲れにくそうです。

欲を言えば、もう少しだけ重い方が打ちやすいかも・・・?

同梱されていたスプリングで押下圧を変更できるようなので、しばらくしたらスプリングの使用も検討してみたいと思います。

細部のクオリティは今ひとつ

HHKBなどと比べて安い理由がこの辺りに出ているのか、細かいところは若干チープな造りになっていました。

まず、USBケーブルを挿しにくい。

そして、抜きにくい・・・。

USB-Cなのに、「上下が違うのかな??」と思うほど、初めはケーブルが挿入できませんでした。

メインの使用はワイヤレスだから、いいんだけどね・・・。

そして、高さ調節用の爪が安っぽいプラスチックでできています。

カチッとはまるので使用中にぐらぐらするというようなことはないけれど、爪を戻すときにいつか割れそうです・・・。

使用初日の感想

iPad proに繋ぎ、特に何も設定をいじらず入力してみました。

記号のあたりが、表記と実際の入力が異なります。何故・・・?

おそらくちゃんとMacモードに変更できていなかったのでしょうが、この辺り、今どのモードが選択されているのかパッと見てわかりにくいです。

MacBookAirにも問題なく接続できました。

このキーボードの特徴として、カーソル移動などのマウスで行う操作もキーボードオンリーでできるようになっているのですが、当然ながらトラックパッドの使用感には敵わず。

キーボードとトラックパッドを併用できるように、いわゆる“尊師スタイル”を導入できないものか検討してみたいと思います。

キーの配置については、これまで使用していたどのキーボードとも異なるので、慣れないうちは使いにくそうです。

打ち心地に関しては申し分なく、羽のように軽くて快適です。

他の静電容量無接点式キーボードと比較することはできないのですが、打鍵音もそこまで気になる大きさではありません。

この記事は近所のマクドナルドで書いていますが、人が少ない時間でも音楽が流れているので特にコトコトうるさくて目立つというようなことはなさそうです。(たぶん)

今、やりたいと考えていることは、

  • Caps LockとLeft Ctrlの位置を入れ替えたい
  • 英数/かなキーの配置
  • キーキャップをMac仕様に変更
  • カーソルキーを、キーの組み合わせでどこかに割り振りたい(遠すぎて小指攣りそう・・・)

慣れるまでそこそこ時間がかかりそうですが、見た目や打ち心地はかなり気に入っているので、使い込んでいきたいと思います。

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