3月、Apple Pencilに対応したiPad AirとiPad mini(mini5と呼ぶことにします)が発売されて1ヶ月経ちました。
私は昨年秋にiPad pro 2018年モデルが発売されるまでiPad mini4を愛用していましたが、iPad pro 買い替えの資金にするため泣く泣く売却・・・。
もしiPad mini5が発売されたら絶対買う!!と心に決めたものの、いざ発売されるとなかなか踏ん切りがつかず、1ヶ月悩みに悩んで、先日ついに購入しました。
初日使用した所感をレビューしてみましたが、読み返してみるとものすごく冷静さを欠いている・・・miniが手元に帰ってきた嬉しさで舞い上がっておりますので、あしからず。
1ヶ月悩んだ理由
そもそも購入までに1ヶ月も悩んだ理由はというと。
その1. なくても困らない
元々、mini4はゲーム専用端末にしようと思って購入したのでした。
それが、思いのほか持ち運びしやすくてゲーム以外の用途にも多用していたのですが、iPad pro (第2世代)を購入したことで、動画の視聴や漫画の閲覧、汚絵描きなんかはproに移行し、
ゲームもAppleの規約変更により各種ポイントサイトで行われていた課金のキャッシュバックに旨味がなくなってしまいAndroidに移行。
あまり出番がなくなってしまったため、iPad pro (第3世代)購入の際に手離しました。
なので、用途としてはぶっちゃけなくても困らない。
iPhoneとiPad proがあればiOSでできることは全部できるので。
買っても使う道があるかどうかわからないと思うと、カートに入れてから先に進めない・・・!この1ヶ月ずっとそんな状態でした。
その2. FaceID、ベゼルレスデザインじゃない
発売前はiPad proのようなFaceID搭載のベゼルレスデザインを期待していたので、mini4と変わらないデザインと聞いてほんの少し購買意欲が削がれました・・・。
そのおかげで価格が抑えられていると思えば、納得できないこともない・・・のですが。
仕事柄か指先がボロボロになってしまうことが多くて、TouchIDだとうまく認識してくれないので、個人的には価格が高くなってもFaceID搭載の方が良かったな、と。
その3. Apple Pencil(第1世代)売っちゃった!
mini5の1番の売りは何と言ってもApple Pencil対応ということでしょう。
売っちゃったよ(T_T)!!
mini4を手離したのと同じタイミングで、iPad pro (第2世代)とApple Pencil (第1世代)もいっしょに手離していたのでした・・・。
第2世代のApple Pencilだったら現役で使ってるのに・・・!
一度手離したものを再度購入するというのは心理的な壁が大きく、この問題を乗り越えるにも1ヶ月の時間が必要だったのでした。
購入した理由
端的に言えば、「欲しい気持ちを我慢できなくなったから!!」
選んだモデル
購入したのは、Wi-Fiモデルの64GB、一番最安な組み合わせです。
私の場合は、普段から自宅でも外出先でもモバイルルーターで全ての端末のネット環境をまかなっているので、セルラーモデルじゃなくても外でネットできるのです。
miniはどこにでも持ち運べる手軽さが持ち味だと思うので、いつでもネットに繋げられる環境を整えてあげた方がいいと思います。
容量は、iPad proが256GBあるのでmini5は64GBで十分かなーと、一番少ない容量を選びました。
mini4のときは128GBを使っていましたけど、2年半ほどで半分ちょっとしか使わなかったから、きっと足りるはず・・・。
初日レビュー
「おかえり!」という気持ち
離れていたのはほんの半年足らずなのに、何年ぶりかに会うような懐かしさ・・・。
mini4を使っていたころは、iPhoneをしょっちゅう部屋やカバンの中で紛失するほど、mini4ばかり愛用していました。
手離してごめんな・・・。
まだ何も設定していない初期状態のホーム画面。
iCloudからバックアップを復元することもできますが、私はいつも新しい端末を買ったら1から設定し直しています。
端末によってやりたいことが少し変わってくるというのもあるし、このタイミングで使用するアプリの見直しをしています。
何より、1から設定してアプリをインストールして自分好みに仕上げていく過程がめちゃくちゃ楽しい!
驚愕の軽さ
宅急便で荷物を受け取ったとき、軽すぎて何入ってるかわからなかった・・・。
最近ずっとiPad pro 12.9インチや13インチのMacBookAirを持ち歩いていたから、小ささ&軽さに戦慄しました・・・。
proやMBAと一緒に持ち歩いてもそこまで重くならないし、愛用のサコッシュにキレイに収まるので、「大きい端末持って行ってがっつり作業するほどじゃないけどちょっとしたことしたい」というときにピッタリだと思います。
Logicool CRAYON
やっぱり一度手離したApple Pencil (第1世代)を買い直すのだけはどうしても抵抗があって、苦肉の策で、公式から紹介されている「Logicool CRAYON」を購入しました。
Apple Pencilとの価格差は約3,000円。こちらもそこまで安価なものではないので、変な意地張らずにApple Pencil買っとけばよかったという気持ちも若干あります。
書き心地については後日改めてレビューしたいと思います。
1画面で作業に集中!
画面が小さいため分割すると見づらくなるので、必然的に1つの作業に集中できるという面もあるかもしれません。
Sprit Viewでの二分割作業は、できなくもないけどあまり効率的とは言えない気がします。
ただ、小さすぎて文字が見えないというほどでもないので、シングル画面で作業しつつ必要なときだけ呼び出す、という使い方なら十分実用的かな、と。
ちなみにこの記事は、iPad mini5 + Niz ATOM66 + BEAR で執筆しています。なかなか快適です。
Niz ATOM66 購入レビューはこちら
カメラが出っぱってなくてとても良い
最近のiPhoneやiPad proのデザインで私が最も不満に思っているのが、カメラの出っ張りです。
あまり背面にはカバーを付けなくないのですが、直置きするとカメラがテーブルに当たってガタガタする・・・!
mini5は旧モデルのデザインを引き継ぎカメラの出っ張りはありません。地味に嬉しい。
とりあえず、Smart Cover
めぼしいカバーが見つからなかったので、カバーは純正のSmart Coverを本体と一緒に購入しました。
際立って重くなることもなく、特に不便な点はありません。
欲を言えば、もう少しカラーバリエーションがあると嬉しいのですが。
おすすめできるかどうか
iPhoneやパソコンの補助端末としての用途なら、iPad mini5一推しです!
これまで、miniサイズ、Airサイズ、proの12.9インチと様々なサイズのiPadを使用してきたけれど、間違いなくminiが一番肌身離さず愛用していました。
大は小を兼ねるというけれど、経験上大きいタブレットは持ち歩きにくくて使える場所が制限されてしまうので、どこにでも持ち歩けるサイズのminiが一番扱いやすいのではないかと思います。
大きい画面じゃなきゃいけない理由がある人、イラスト制作をメインに使いたい人以外は、mini5オススメです!
終わりに
約半年ぶりにiPad miniを持ち歩いて、まだ1日しか経っていないけれどすでに“相棒感”出てます。
iPad miniがもう少し横幅ほっそりして、電話もできるようになったら、最強なんじゃなかろうかと思うのです。
通話は、スマートウォッチとワイヤレスイヤホンで何とかしてもらって。
今でも気軽に持ち歩けるサイズ&軽さで、電車内でちょろっとブラウジングするのもカフェでゆっくりタイピングするのもお任せあれ!なのに、これで電話番号を授かることができたら、向かうところ敵なしでしょう。
でも、ナンバリングが廃止されたところを見ると、もうiPad miniとしてのデザインは今のモデルから大きく変えることはないのかもしれませんね・・・(私の夢は儚く潰える・・・)